小児科ワクチン価格表
ワクチン名 | 価格 |
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おたふく | 4400円/回 |
水痘 | 7700円/回 |
B型肝炎 | 5500円/回 |
MR(風疹・麻疹混合ワクチン) | 4400円/回 |
ポリオ | 11000円/回 |
DPT | 5500円/回 |
DT | 5500円/回 |
ロタリックス >詳細 | 14300円/回 |
Hib(ヒブ) | 11000円/回 |
小児肺炎球菌 | 11000円/回 |
BCG>詳細 | 9900円/回 |
4種混合 | 14300円/回 |
日本脳炎 | 8800円/回 |
※上記は自費で接種される場合の価格です。
定期接種の場合は無料、もしくは一部助成金が受けられるワクチンもございますので、お住まいの地域の区役所、保健所等にお問い合わせください。
予防接種は完全予約制になりますので、あらかじめお電話にてご予約をお願い致します。
ご来院の際には、
・母子手帳
・予診票(区からの用紙をお持ちの方は必ずご持参ください)
・保険証・医療証
・診察券(来院したことがある方)
をご持参ください。
インフルエンザ菌b型ワクチン(Hibワクチン)アクトヒブ
~ヘモフィルス属インフルエンザb型菌のことを略してヒブ(Hib)と呼びます~
細菌性髄膜炎という病気をご存じでしょうか?
ヒブ(ヘモフィルス属インフルエンザb型菌)が血液や肺の中に侵入すると、髄膜炎や敗血症・急性喉頭蓋炎などの深刻な病気をひき起こします。
細菌性髄膜炎とは、細菌が脳に感染する重症の感染症で、わが国では、年間約千人の子どもが罹かり、約 5%の方が亡くなり、約25%に重い後遺症が残ってしまう病気です。それを引き起こす主な菌が、インフルエンザ菌のb型菌と肺炎球菌などです。このうち、 インフルエンザ菌のb型菌は、その頭文字を取ってHib=ヒブと呼ばれます。子どもの細菌性髄膜炎の原因菌は約6割がヒブです。
その他、ヒブで引き起こされる病気には、突然息ができなくなって窒息状態となり死亡率も高い急性喉頭蓋炎や敗血症もあります。このようにヒブが起こす病気は進行が早く、早期診断が難しく、とても怖い病気です。
しかし、ワクチンによって確実に予防できます。約20年前に導入されたアメリカなどではこの病気は100分の1に減少して、もはや過去のものとなっています。
WHO(世界保健機関)でも乳児への定期接種を推奨する声明をだしています。
小児用肺炎球菌ワクチンPrevenarプレベナー
プレベナーは、肺炎球菌による細菌性髄膜炎、菌血症などの侵襲性感染症を予防する国内初の小児用肺炎球菌結合型ワクチンです。
小児用肺炎球菌ワクチン 予約受付開始
小児用肺炎球菌ワクチンは約90種類(血清型)ある肺炎球菌のうち、特に小児で思い症状を引き起こす、7種類の肺炎球菌による感染症を予防します。菌が通常入り込まない体の部分に肺炎球菌が入って引き起こす重い感染症の約80%に対応できる予防接種です。
結核を予防するBCGワクチン
2013年4月から生後11か月(1歳未満)まで定期接種で受けられるようになりました。
生後5か月から7か月での接種がおすすめです。現在は赤ちゃんの結核はたいへん少ないので、流行している百日せきの予防のため四種混合(DPT-IPV)または三種混合(DPT)ワクチンを3回受けた後の生後5か月ごろが最適です。
個別接種なら他のワクチンとの同時接種ができます。
結核患者さんが多い地域ではBCGを3か月から強く勧めることもありますので、かかりつけ医とよくご相談ください。
ロタウイルス胃腸炎予防ワクチン ロタリックス
ロタウイルスは、乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因で、日本においては毎年120万人が発症し、そのうち8万人近くがロタウイルス胃腸炎により入院しています。
またロタウイルスは、小児の急性脳炎・脳症の原因の第3位にも挙げられるウイルスです。
ロタリックスは、ロタウイルス胃腸炎から赤ちゃんを守るためのワクチンです。注射ではなく、ワクチン内用液を飲みます。生後6週間から24週までの間に、2回接種します。1回目と2回目は4週間以上の間隔をあけてください。
ロタリックスワクチン接種費用 1回 14,300円 (×2回)