こんにちは!
最近寒さも厳しくなり、インフルエンザに感染するお子さんが少しずつみられるようになりました。
ご存知のようにインフルエンザ感染は検査によって分かります。
そしてインフルエンザに感染していると分かったら、お薬によって治療することができます。
そのため、私の診療ではインフルエンザの疑いがある際には検査をお勧めしています。
ここで覚えておいていただきたいことがあります。
それは検査のタイミングです!
感染(発熱)直後はウイルス数が少ないため、 検査をしても正確な結果を得られない可能性があります。
つまり 「学校(園)で発熱したのでそのまま来ました!」
の場合、正確な検査ができない可能性があるということです。
そんなときは、場合によっては午後に再来院となったり、翌日に診察・検査となることもあります。
インフルエンザの検査は鼻に綿棒を入れるため、お子さんにとって不快・苦痛を伴う検査となります。
そのため、検査にて正確な判断が難しいタイミングでの検査はお勧めしていません。
では、いつのタイミングで検査をすればいいかというと…
〝発熱から約5時間〜6時間経過してから″です。
急な高熱などで慌ててしまう気持ちはわかりますが
「インフルエンザかもしれない…」
「病院で検査した方がいいかも…?」
と、思われた際には発熱からの経過時間を計算してみてくださいね!
もちろん、水分がとれない、ぐったりしているなど気になる症状があるときには発熱からの時間に関わらずすぐに受診してください。
インフルエンザワクチン不足のお知らせ
今年は全国的にインフルエンザワクチンが不足しており、当院でも充分なインフルエンザワクチンを確保できず患者さまにはご迷惑をおかけしております。
インフルエンザワクチン接種をご希望の方は当日のワクチンの有無をお電話にて確認していただいてから来院されることをおすすめ致します。
12月に入りますと供給量も安定する見込みですので、よろしくお願い致します。