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2017.05.30更新

こんにちは!

今回はステロイドの塗り薬(軟膏・クリーム・ローション)についてお話しします。

 

日頃、スキンケアを行なっても改善しない湿疹に対して

 

ステロイド軟膏を使用しましょうね。

 

とお伝えすると、半分くらいのお母様方が

 

ステロイドは副作用が怖くて…

使わないとダメでしょうか…?

 

と、不安そうな表情を浮かべられますshun

 

ステロイド外用剤が恐れられている理由の大きな要因は、ステロイドの内服や注射の副作用と混同している方が多いことだと思います。

 

私たち小児科医がお子さんに使用するステロイドは弱めのものですし、塗る場所によって強さも使い分けています。

 

漫然とステロイド外用剤を使用し続けることで、皮膚が薄くなったり、皮膚の感染症の原因になることもあります。

 

しかし、正しい使い方をすればこんなに心強い味方になってくれる皮膚のお薬はありませんglitter

 

特にアトピー性皮膚炎の治療にステロイドは欠かせないお薬になります。

 

そして定期的に受診していただき、医師と塗り方を相談しながら治療を行うことでより効果的に、副作用のリスクを減らすことができます。

 

スキンケアは湿疹治療の基本ですが、正しいスキンケアを行なっていても改善しない湿疹、特にお子さんが痒みで皮膚を掻いてしまっているとき湿疹部位がグジュグジュしているようなときはステロイド軟膏の出番です。

 

手強い湿疹にはスキンケアを行いながら、適切なステロイドを適量、適した期間使用することがお子さんの皮膚を守ることに繋がりますni

 

お薬をむやみに怖がることなく、正しい知識でお薬を味方につけて皮膚トラブルを撃退しましょう!

 

次回は「あせも」についてお話します。

 

だんだんと暑い季節になってきましたので、水分をこまめにとって脱水予防をしてくださいね。

 

では、また次回♪

 

 

スキンケア 

 

投稿者: 医療法人社団優愛会 目黒ゆうあいクリニック 小児科

2017.05.13更新

※この記事は、2017.05.09更新の「医院ブログ」より転載しました。

 

 

こんにちは

前回は赤ちゃんのスキンケアのお話をしました。 

 

スキンケアに大事なことは赤ちゃんのお肌を清潔に維持することと、保湿です。今回もその続きで清潔ケアである赤ちゃんの体の洗い方についてです。

 

 

赤ちゃんのからだを洗うときは、ボディーソープや石鹸を泡立てて お母さんの手のひらで優しく洗ってください。

赤ちゃんは汗や皮脂など皮膚の分泌物が多いため肌が汚れやすいのです。 首、脇の下、耳の裏など皮膚が重なりあう場所は特に汚れがたまるので念入りに洗ってくださいね。

 

 

そして 洗い流しはとてもとても大切です。耳の裏の洗い流しが足りずに耳の湿疹がよくなおらないお子さんをみかけます。

お母さん方のなかには「耳に水を入れてはいけないのでは」という心配をなさる方がいますが、耳に多少水が入ってしまったとしても耳の奥には鼓膜というしっかりした窓があるので問題ありません。よく洗い流してくださいね。

 


顔を洗うことも「目の中に水がはいったら。。。」と心配になる方がいらっしゃると思いますがお顔にやさしくお湯をかけてもらって大丈夫です。赤ちゃんは自然に目を閉じます。
考えてみてください、生まれてくる前は 羊水の中にいたのですものね。

 

 

先日 外来でお母さんから
「“石鹸で汚れをおとしてしまうと 皮膚のバリアである皮脂もおとしてしまうので石鹸は使用しない方がいい”ということを聞いたのですが。。。」
というご質問をうけました。 もちろん石鹸は皮膚のバリアである皮脂も落とします。
しかし、石鹸でなければ皮膚についている見えない汚れは十分落ちません。

 

 

だから汚れを落とした後に保湿をしっかりして皮膚のバリアを作りなおしてあげるのです。
石鹸は入浴のときに必ず使用するようにしましょう。

 

 

次回は このようなスキンケアをしても湿疹がよくならなかったときに使用する ステロイド外用剤(軟膏、クリームなど)についてお話をします。

投稿者: 医療法人社団優愛会 目黒ゆうあいクリニック 小児科

2017.05.13更新

※この記事は、2017.04.04更新の「医院ブログ」より転載しました。

 

 

こんにちは.

今回は赤ちゃんの皮膚とスキンケアについてのお話です。
人の皮膚の一番外側の部分、角質層は外部の刺激からお肌を守るバリア機能をしています。
この皮膚のバリア(角質層)ですが、赤ちゃんは大人の1/2~1/3と非常に薄いため乾燥しやすく、外部からのいろいろな刺激を受けやすいのです。

外部からの刺激とは、赤ちゃんの口周りや顎に残ったミルクや食べこぼし、
ダニ、ハウスダスト、とびひの原因になるブドウ球菌、花粉などなど、生活空間の中にあふれています。
また、赤ちゃん自身の汗やよだれも皮膚には刺激になります。

赤ちゃんの湿疹は外来で受けることが多いご相談ですが、
乾燥してバリア機能が低下した皮膚に、汗やよだれ、食べこぼしなどの刺激が加わって湿疹になっているケースがとても多いことに気づかされます。

そこでスキンケアを行ない、皮膚を清潔に保つことが湿疹の治療と予防にとても大事になってくるのです。

具体的には以下を参考にしてください。

1)皮膚の清潔を保つために、夜は入浴をしましょう。

2)食後やミルク後は口周りの汚れを濡れたタオルで優しく拭きとってあげましょう。

3)可能であれば朝も体をふきましょう(特に汚れがたまりやすい首や脇など)

4)皮膚を清潔にした状態で、保湿剤をたっぷり塗って皮膚バリアを作りましょう(ティッシュペーパーがつくぐらい)

保湿剤の使用頻度は1日2回だと思われている方が多いですが、“皮膚が乾燥しているな”とお子さんの肌を触って感じたところは適宜塗ってもらって大丈夫です。(何回でも)
特に食後に口周りを拭いて皮膚をきれいにした後はその都度口周りに保湿剤を塗ってください。(食事前に口周りにワセリンを塗ってあげると食後にスムーズに口周りがふけます)

このスキンケアだけでも 赤ちゃんの湿疹はだいぶ改善することを経験しています。
もちろんスキンケアで改善されないときは炎症を抑える弱めのステロイド剤を処方します。
(皮膚に塗るステロイド剤について詳しくは今度お話ししますね)
赤ちゃんの湿疹、 “うちの子はアトピーなのかな”と感じることがあれば、まずはスキンケアをしてみましょう。

スキンケアの“清潔”についてもう少し詳しくお話をしたいので、
次回は“赤ちゃんの体の洗い方”についてお話しさせていただきますね!

投稿者: 医療法人社団優愛会 目黒ゆうあいクリニック 小児科

2017.05.13更新

※この記事は、2017.03.14更新の「医院ブログ」より転載しました。

 

 

赤ちゃんの鼻汁

 

赤ちゃんのお風邪の症状として1番多い鼻水・・・そもそも鼻水ってどうしてでるのでしょうか?

 

お母さんたちを悩ませるお子さんの鼻水ですが、実は体の外から入ってきた異物であるホコリや、風邪ウイルス、細菌を追い出すために出ているのです。

前回お話しした「お熱」と同じです。一見やっかいな症状に思われますが、実はウイルスや細菌から体を守るメカニズムの1つなのですね。

 

では、その鼻水とはどのように付き合っていけばよいでしょうか。

まず思いつくのが鼻水止めのお薬ですよね。私ももちろん処方はします。

しかし、さらさら透明な鼻水には効果がありますが、どろっとした粘調な鼻水にはあまり効果がありません(理由はまたのブログでお話しします)。

 

私が1番おすすめしているのは、鼻を吸い取ってあげることです。赤ちゃんは鼻がかめません。

私たち大人が鼻風邪をひいたときに、鼻をかめない状況を想像してください。・・・辛いですよね。

苦しそうにしている鼻水は吸ってあげましょう。また、鼻吸引することで細菌やウイルスも外に出ていきます。

 

お母さんが口で吸うタイプのチューブ型の吸引器で、寝る前やミルク前に鼻水を吸ってあげましょう。

お風呂の湿気は鼻の粘膜を湿らせてくれるので入浴後は吸引しやすいと思います。

 

私は多くの耳鼻科の先生同様、お子さんの鼻吸引を勧めていますので、私たちのクリニックでも電動式の鼻吸引器でお子さんの鼻吸引を行なっています。

「鼻水だけなのに病院にいっていいのかな?」と思われるお母さんもいらっしゃると思いますが、私たち地域のかかりつけクリニックはどんな小さな症状でもウェルカムです。

診察して鼻吸引やお薬の必要がないときはそのようにお伝えしますので、分らないときはご相談にいらしてください。

 

次回はお肌のスキンケアについてお話しします。

投稿者: 医療法人社団優愛会 目黒ゆうあいクリニック 小児科

2017.05.13更新

※この記事は、2017.02.27更新の「医院ブログ」より転載しました。

 

こんにちは。

ゆうあいクリニック小児科の飯島です。

 

前回は熱についてお話しさせていただきました。

今回は、診察でもよくある質問のひとつである

「解熱剤は使った方がいいの?使わない方がいいの?」

といった解熱剤の使用方法についてお話しします。

 

解熱剤は風邪をなおす薬ではなく、熱を下げて熱の辛さを一時的に緩和する薬です。

前回のブログで「発熱すること自体はお子さんの身体を病原体から守るのに必要なことであり、怖いことではない。」ということをお話ししました。

この説明に対して「身体が病原体と闘っているのであれば、解熱剤はしようしないほうがよいのでしょうか?」と、お母さんお父さんが疑問に思うのは当然だと思います。

 

そのような質問があったときは「お子さんの全身状態をみて判断しましょう。38.5℃以上の熱でお子さんがしんどそうにしているとき、水分や睡眠が十分とれないときは使用しましょう。」と私は指導しています。

いくら熱を出すことで身体が病原体と闘っていてもお子さん自身が熱でダメージをうけてしまえば回復は遅れます(脱水になってしまう可能性もあります…)。熱でお子さんがしんどそうなときは解熱剤の力を借りましょう。

 

そして、ここでひとつ注意点です。

子どもで安全に使用できる解熱剤はアセトアミノフェンという成分が入ったものです。私たち小児科医は通常解熱剤としてこのアセトアミノフェンを処方します。決して大人で使用するロキソニンやアスピリンなどの解熱剤を使用しないでください。お母さんの常備薬を割って内服させたりはしないでくださいね。

 

前回と今回のブログでお子さんのお熱のメカニズムや、むやみに怖がらなくてもよいこと、どんなときに解熱剤を使用すればよいか、少し理解していただけたでしょうか?

 

もちろん、比較的元気であったとしても熱が続くときや、顔色が悪くぼーっとしているなどお子さんの全身状態が悪いとき、生後3ヶ月未満のお子さんの発熱のときは必ず早めに受診をしてくださいね。

 

次回はあかちゃんの鼻水についてお話します。

投稿者: 医療法人社団優愛会 目黒ゆうあいクリニック 小児科

2017.05.13更新

※この記事は、2017.02.24更新の「医院ブログ」より転載しました。

 

こんにちは。
ゆうあいクリニック小児科の飯島です。

ゆうあいクリニック小児科でお子さんの診療にかかわるようになり、今年で7年目を迎えることになりました。

生後2ヶ月の予防接種から通ってくださっているお子さんたちはすでに小学生になっていますので、診察室でその成長によく驚かされます。

このように日々の診療を通して、保護者の方から聞かれることが多い質問や子どもの病気についてお役に立てるような情報を発信していければと思います。よろしくお願いします。

 

初回は熱についてお話しします。

 

お子さんが発熱したとき、特にそれが初めてのお熱のときは焦りますし、心配になりますよね。また、夜間の急な発熱はお母さんお父さんを不安にさせます(そしてなぜか子どもは夜に熱を出すのです!)。

 

「高い熱で脳に障害がでることは!?」

お子さんが高い熱をだしたとき、これが1番心配なのではないでしょうか?

確かに脳に深刻なダメージを与える病気はいくつかあります。しかしそれは、病原体が脳に侵入して脳の組織を侵したためであり、熱が直接の原因ではありません。

たとえ40℃の熱があったとしても熱だけで脳がダメージをうけることはありません。お子さんの急な発熱に気づいた際、『すぐに熱を下げないと脳がだめになってしまう!!』と焦らなくても大丈夫なのです。

 

それでもお母さんとお父さんを不安にさせる熱。

そもそもどうして熱はでるのでしょうか?

 

ひとの体はウイルスや細菌に感染すると脳が体温を上げるように指令を出します。そして熱がでることによって病原体の増殖を抑えたり、免疫の力を高めたりしているのです。

ですから、お子さんの発熱は身体と敵と闘っているというサインでもあるのですね。

このため、本人が比較的元気であれば熱があっても一律にその熱を下げる必要はないのです。

発熱すること自体はお子さんの身体を病原体から守るのに必要なことであり、怖いことではないことはわかっていただけたでしょうか?

 

「では、解熱剤は使わない方がいいの?」

小児科でよく聞かれる質問です。

次回のブログでは、解熱剤とその使い方についてお話ししたいと思います。

投稿者: 医療法人社団優愛会 目黒ゆうあいクリニック 小児科

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