医院ブログ

お問い合わせはこちらから

2017.04.04更新

こんにちは.

今回は赤ちゃんの皮膚とスキンケアについてのお話です。
人の皮膚の一番外側の部分、角質層は外部の刺激からお肌を守るバリア機能をしています。
この皮膚のバリア(角質層)ですが、赤ちゃんは大人の1/2~1/3と非常に薄いため乾燥しやすく、外部からのいろいろな刺激を受けやすいのです。

外部からの刺激とは、赤ちゃんの口周りや顎に残ったミルクや食べこぼし、
ダニ、ハウスダスト、とびひの原因になるブドウ球菌、花粉などなど、生活空間の中にあふれています。
また、赤ちゃん自身の汗やよだれも皮膚には刺激になります。

赤ちゃんの湿疹は外来で受けることが多いご相談ですが、
乾燥してバリア機能が低下した皮膚に、汗やよだれ、食べこぼしなどの刺激が加わって湿疹になっているケースがとても多いことに気づかされます。

そこでスキンケアを行ない、皮膚を清潔に保つことが湿疹の治療と予防にとても大事になってくるのです。

具体的には以下を参考にしてください。

1)皮膚の清潔を保つために、夜は入浴をしましょう。

2)食後やミルク後は口周りの汚れを濡れたタオルで優しく拭きとってあげましょう。

3)可能であれば朝も体をふきましょう(特に汚れがたまりやすい首や脇など)

4)皮膚を清潔にした状態で、保湿剤をたっぷり塗って皮膚バリアを作りましょう(ティッシュペーパーがつくぐらい)

保湿剤の使用頻度は1日2回だと思われている方が多いですが、“皮膚が乾燥しているな”とお子さんの肌を触って感じたところは適宜塗ってもらって大丈夫です。(何回でも)
特に食後に口周りを拭いて皮膚をきれいにした後はその都度口周りに保湿剤を塗ってください。(食事前に口周りにワセリンを塗ってあげると食後にスムーズに口周りがふけます)

このスキンケアだけでも 赤ちゃんの湿疹はだいぶ改善することを経験しています。
もちろんスキンケアで改善されないときは炎症を抑える弱めのステロイド剤を処方します。
(皮膚に塗るステロイド剤について詳しくは今度お話ししますね)
赤ちゃんの湿疹、 “うちの子はアトピーなのかな”と感じることがあれば、まずはスキンケアをしてみましょう。

スキンケアの“清潔”についてもう少し詳しくお話をしたいので、
次回は“赤ちゃんの体の洗い方”についてお話しさせていただきますね!

投稿者: 目黒ゆうあいクリニック

椎間板ヘルニア・腰痛・坐骨神経痛でお困りの方 人間ドック・健診オリジナルプラン
院長ブログ 動画一覧ページへ 目黒ゆうあいクリニック facebook