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2012.02.24更新

春眠不覺曉 處處聞啼鳥 夜來風雨聲 花落知多少



「春暁」孟浩然、盛唐の詩人が詠んだものです。
とても有名な詩ですね。
ではなぜ、「春は日中も眠気がとれない」のでしょうか。

<自律神経>
春になって眠気を感じるようになるのは、気温の変動が激しいために
自律神経がその変化についていくために必死に働き調節をはかります
適切なときに適切な調節がうまくいかなくなることも起こるわけです
働きのリズムが狂うと、本来緊張状態で活動するべき昼間なのに
夜間のリラックスモードの調整を行い、眠気を誘うという可能性も出てきます
これに加え、脳内で分泌されるメラトニンの影響も考えられます
メラトニンは暗さを感じることで分泌を始め睡眠へ誘導する脳内物質です
春先には日照時間が長くなりますがメラトニン分泌が
冬のパターンをひきずっていると、その時期にしては多すぎる
睡眠誘導物質が体内にあることになります

<新陳代謝>
温かくなると新陳代謝が活発になります
新陳代謝が活発になると、血液が身体のすみずみまで
くまなく届いて頭や皮膚に行き渡り、古い皮膚や髪の毛が
新しいものに作り替えられていきます
また食欲が増進するため、たくさん食べると血液は
胃や腸に集まっていき、栄養素の運搬作業を行います
つまり春は、新陳代謝が活発になり、血液が皮膚の表面や
胃腸に集まりやすいということになります
その結果、脳に送られる血液の量は少なくなります
このため、脳はエネルギー不足になり眠くなってしまいます。

<ビタミンB群不足>
暖かくなって身体の各器官の動きが活発化すると
糖質や脂質から盛んにエネルギーを作る必要があります
エネルギー変換の際にはビタミンB群などが大量に消費され
こうした栄養素の不足が疲れやだるさ
ひいては春の眠気を招いているといわれています
豆類や豆腐など、ビタミンB群を豊富に含む食品を
積極的に摂取してビタミンバランスの調整を心がけましょう

投稿者: 目黒ゆうあいクリニック

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